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2010/08/30

いいかげんワールド


久しぶりに、この作家さんの名前を目にして、
そのタイトルにも、心惹かれて、
読んだのが、眉村卓『いいかげんワールド』です。

眉村さんといえば、
学生時代に、
『ねらわれた学園』とか読んでいました。
私が、SF好きなのは、
あの頃読んでいた、
こういう方達の作品に触れていたからなんだなぁと、
思っています。

で、本作。

教え子が創造した世界へと旅立つのを見守る役割の大学教授が、
自分も、その世界に一緒に入りこんでしまうというお話です。

でも、その世界が、
けっこう「いいかげん」で、成り立っています。

ゾク〜っとするような世界観ではなくて、
なんともゆるゆる〜っとしている世界の中で、
あれこれ事件が起こります。

若い作者が書いたなら、
きっと、
もっと激しかったり、
理路整然と緻密な世界構成が作られるのでしょうけど、
作者ご本人が仰っているように、
ご老人が書いていることで、
どこか脱力した世界観です。

でも、それがいいよなぁと思います。

「いいかげん」って、なかなか、素敵ですよね。

なにもかもが、
「きっちり」としていないと気が済まないって言う事って、
若い頃って、あったように思います。
若さって、融通が利かない場合ってありますよね。

だけど、
年齢を重ねていくと、
いろんな事が、「きっちり」とはいかないことに気づく。
そのことに対して、
達観できるようにもなってくる。

それが、「大人のゆとり」ってものなのかなぁ。

まだまだ、その域には行けませんが。

それでも、
自分に無理なく、
「いいかげん」に生きるって、
なかなか素敵な進化形態だって思っています。

かなり「いいかげん」な私には、面白い小説でした。

今日もまた、お読みいただきまして、ありがとうございます。

いっぱいのLOVEをこめて

〜 今日のいいこと 〜

☆ 「いいかげん」推進委員会発足?

☆ 今日も、ワンコは完食。

☆ おまけに、今日も、走っています。

☆ 『うぬぼれ刑事』に笑ってます
  (ついつい、20世紀少年観ちゃったから。今日観ました。)

〜 ☆ ☆ 〜 

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