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2016/09/26

こわがりでもいいんだよ


物事を見るときに、
限定解除すると、
ずいぶんと広く見渡せますよね。

これからお話していくのは、
アニマル・コミュニケーションでの中のことですが、
『動物』って限定しないで、
事象を見てみると、
何か新しいことが見つかる気がしています。

せっかくこのブログを物好きにもご覧になってくださっているんですもの、
あなたも何か、見つけていってくださいね。
(物好きなんて、失礼ですわね。ごめんなさいまし。
 とってもありがたいと思っていま〜す♪)


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お客様:チワックスのSちゃん(奈良県)
    ※元保護犬のSちゃんは、とってもこわがりさんです。
 

——Sちゃんが怖い時にはどうしてほしい?

Sちゃん:怖いものから遠ざけて欲しい。

——そうね。可能ならそうしてあげたいわ。
  ただ、すべてがそう出来るかというとそれはムリなの。

Sちゃん:うん、そうだよね。難しいんだよね。

——どうしてそんなに怖がりさんなんだろ?何か理由はあるのかな?
  保護されたことと関係あるのかな?

Sちゃん:うんと。深い理由とかはわたしにはわからない。

——さっきから「耳」って言葉やイメージが浮かんでいるのだけど、
  何かお耳に関することがあるのかしら?

Sちゃん:うん、あぁ、そうだなぁ。わたし、お耳はとってもいいのよ。

——そう?

Sちゃん:うん。お耳垂れているけど、結構いい方だと思うんだ。

——だからいろいろと気になる?

Sちゃん:うんと、そうだな。
    不快な音とか雰囲気とか、敏感にキャッチしちゃうかも。

——そうか。敏感だと気になるよね。

Sちゃん:うん。なんかね、そういうの分かるの。

——気配に敏感なんだ。

Sちゃん:うん、かなりね。

——それじゃぁ、しんどいことも多いよね。

Sちゃん:うん、疲れちゃう。

——お疲れさまだね。

Sちゃん:うん、お疲れさまだよね。そっか、それだよ。

——なに?

Sちゃん:「おつかれさま」って言って欲しいかも。

——言って欲しい?

Sちゃん:うん。
    (いろいろと怖いものがあって)お疲れなんだってこと、
    理解して欲しいのかもしれない。
    認めてもらって、それで心が楽になる気がする。    

——そう?

Sちゃん:うん。
    わたし、Tちゃん(先住犬)が好きなのは、
    そういうことみんな、受けとめてくれるからかもしれない。

——そっか、Tちゃんすごいね。

Sちゃん:うん、大好き。

——ここはね、Sちゃんの本当のおうちだからね。

Sちゃん:うん。

——だから、安心して暮らしていいんだからね。

Sちゃん:うん。

——でも、怖いこともあるんだね。

Sちゃん:うん、そう。

——みんなね、それぞれ色んな物、怖いものあると思うんだよ。

Sちゃん:そうだよね。

——だからね、怖いものがあってもいいんだよ。
  あなたにはそれを守ってくれる家族がいるんだからね。

Sちゃん:うん、そうだね。分かってくれるよね。

——ええ大丈夫。分かってくれるわ。

Sちゃん:うん、わかったよ。ありがとう。

——あなたの今世の目的って何だろう?

Sちゃん:なんだろう。怖さを知ることかな、もしかして。

——怖さを知ること?

Sちゃん:うん。
    生きているのって、それぞれが勉強で、
    少しずついろんなことを学ぶってことは聞いているの。
    一度に一遍にたくさんは学べないって。
    わたしの場合、「こわい」ってことを知ろうとしているのかも。
    敏感で怖いことイヤだけど、
    そうやって怖いことを知らなくちゃいけないのかもしれない。

——それは大変なことだわ。

Sちゃん:うん、そうだよね。楽じゃないよね。
    ひとりなら出来ない。
    でも、家族がいるから出来るのかもしれない。

——そうか、そのための私たち家族ね。

Sちゃん:うん、きっとね。

——わたしたちに望みや言いたいことはある?

Sちゃん:わたしのありのままを受け入れてほしい。

——ありのまま?

Sちゃん:うん。怖いって言うわたしの気持ち。
    ビックリしてしまう気持ち。
    こわがり。
    そういうこと全部、認めて受け入れてほしい。
    きっとそれがわたしの安心に繋がる。
    そんな気がしてる。


途中、適宜省略しております。
掲載をご許可くださったSちゃんのご家族様、
どうもありがとうございました。

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「こわい」ことを克服するための訓練などがあります。
人間でもありますよね。

克服すべきもの、矯正すべきものとして、
とらえられることが多いのではないかと思います。

克服出来たら一番いいのでしょうね、もちろん。

でも、
こわいものがあってもいいんじゃないかな。

こわいものがあって、それを怖いって思ったり、
「あ〜、よしよし」ってトントンされることって、
悪ではないと思うのです。

そういうことは、あってもいいんです。
こわがりでもいいんです。

このことを私はSちゃんから教えられたように思っています。
会話を始めるまでは、
こわいことは克服しないとダメだよなと、
そう思っていたのです。
でも、そればかりが正解ではないんだなと気づかされました。

「こんなこと怖がって、バカみたい」とか、
「怖くないんだから、平気だから、もっと克服していかないと」とか、
「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ(by 碇シンジくん 笑)」とか、
じゃなくてもいいと思うんです。

「そうか、こわいのか。そういうこともあるよね。
 だんだんと怖さが薄れていくといいよね。
 でも、コワイものは仕方がないよね」と、
受け入れてあげられたら、ホッと出来るんですもの。

そういう形があってもいいんじゃないかな。
私は思っています。

Sちゃんのご家族は、
こわがりさんを心配なさってました。
Sちゃんの話を聞いて、
「そのまま受け入れていこうと思います」と、
 強く仰っていました。

とっても素敵なご家族ですよね。
しあわせを手に入れたね。
しあわせになるんだよ、Sちゃん!


恐怖を抱く想いを受け入れてもらえたら、
安心感が増していって、
いつかは怖くなくなるかもしれない。
怖さが和らぐかもしれない。

無理矢理に恐怖を克服させなくてもいいんじゃないかなと、
思うんです。
ひとつの例としてですけれど。
克服するのも1つ、
自然に任せるのも1つだと思っています。

そしてそれを、
個性として認めてくれる周りの環境があると、
心はまた変わっていくんじゃないかな。

これは人も動物も同じだと思います。

私たち人間だって、
怖くてたまらないものを、
無理矢理克服しろ、矯正しろって言われて訓練されるのって、
どうです?出来ますか?
出来る場合も、
出来ない場合もあるんじゃないかしら。

「そっか、こわいのか。
 まぁ、だんだん、こわくなくなっていくといいよね」程度で、
さらっと流してもらって、
あとは普通に対応してもらうと、
「なんだ、怖いと思っていたけど、大したことじゃないかも」と、
変わっていく可能性だってあるんですよね。

人も動物も同じなんです。
ともに心を持っている生き物だから。

などと書いていたら長くなっちゃいました。
ま、いつものことですね(笑)


今日もまたお読みくださいまして、ありがとうございます。
たくさんの愛と感謝を。




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